放射能被害を防ぐため、何に注意が必要か

放射能関連

連日の地震の報道のなかで、原子力発電所に関連する報道も耳にします。
普段、私達は放射能や原子力発電所に接する機会も少なく、どういったものかよく理解できていない部分も多く、殊更不安になるのではと思います。
まず、一国民として、国の発表を信じましょう。その上でのまめ知識として、万一に備え、私自身も調べて勉強しながら、避難時の注意点などこの機会に理解しておくとよいと考えたのでここに記載させて頂きました。

NHKニュース – 放射能漏れ 何に注意が必要か(3月12日 18:27)
―――引用ここから―――
福島第一原発の場合、新たに20キロよりも遠くに避難する指示が出されたため、状況がはっきりするまでは20キロよりも遠くの場所に避難するとともに、できるだけ建物の中にとどまり、外に出ないことが望まれます。
原子力発電所から放出される放射性物質は、ヨウ素や希ガスといった気体のような状態で出るため、これらの物質から出る放射線からの被ばくを防ぐ必要があります。
そのため、室内にいる場合は、ドアや窓を閉めたうえで、換気扇やエアコンなどを止めること、一方、屋外にいたり避難で移動したりする場合は、マスクをしたりタオルやハンカチを水でぬらして口や鼻を覆うと、放射性物質の吸い込みを防ぐ効果があります。
また、服装は皮膚の露出をできるだけ抑えることが大切です。
さらに、呼吸や食べ物によって体内に放射性物質を取り込む「内部被ばく」も防がなければなりません。
「内部被ばく」では、体内に放射性物質が蓄積されると、長期間にわたって放射線の影響を受けることになり、注意が必要です。
―――引用ここまで―――

実際に原発が爆発すれば、その爆風によって原発内部の放射性物質が吹き上げられます。
そして、その中の細かいチリだけが大気中に広がって、風に乗って遠くまで運ばれます。
その目に見えないくらいチリのひとつが放射能なのです。
豊島区は、原子力発電所から離れていますので、屋内退避をして大気中の放射性物質との接触を避けたりする必要があります。

具体的には、外気からの進入を防ぐため、窓、通気口、換気扇などを目張りします。
また、わかめやとろろ昆布など、ヨウ素を多く含む食品を摂取するとよいそうです。

豊島区の身近で用意しておきたい原子力防災グッズチェックリスト
・非常食・飲み物
・地図
・バンソウコウ(放射能は傷口からも体内に入る)
・帽子(放射能は髪の毛に付着する)
・防じんマスク(放射能は呼吸で体内に入る)
・レインコート(ポリエチレン製:できればフード付き、放射能は衣類に付着する)
・ポリ袋(放射能汚染を防ぐ)
・靴が入る大きさのポリ袋(ポリエチレン製:クルマから外に出る場合、靴を汚染から防ぐ、避難地を放射能で汚さない)
・トロロ昆布・ヨウ素剤(事故が発生したら、お吸い物などに入れてできるだけたくさん食べる)
・ガムテープ・食品用ラップ(目張り用:窓や通気口の密閉に使う。長さを計算して余分に用意する)
・ペット(猫)のトイレ用の砂(閉じこもり用)
・大きめのポリ袋(閉じこもり、トイレ用)

これらは、以下のサイトやブログより、情報を引用・編集させていただきました。
ありがとうございます。

より詳細な情報などものっていますので、確認してみてください。

参考にさせていただいたサイト
ひろぶろぐ - 放射能被害を防ぐ方法
http://hirofun.com/?p=1761
放射能対策 (Olive)
https://sites.google.com/site/olivesoce/houshanou-taisaku
防災のしおり(美浜町)
http://goo.gl/8fCQD
原子力発生時の住民としての対応(経済産業省、原子力安全・保安院)
http://www.nisa.meti.go.jp/genshiryoku/bousai/taio.html
防災のしおり(経済産業省、原子力安全・保安院)
http://www.nisa.meti.go.jp/genshiryoku/bousai/taio_01.html

少しでも皆さんのお役に立てたでしょうか。今まさに被災地では、余震、津波、原発に対する不安、また家族の安否など大変な時でもあります。
国として、国民として被災者の方々に情報、供給、人員、電力がスムーズに行き渡るよう私たちは自分たちで出来ることは自分たちで解決していかなくてはいけない時だと考えております。
自己防衛もその一つだと感じております。私が考える今できることは不安になるのではなく、自分の周りの事、環境の変化、節電、停電などに素早く対応してあげることではないでしょうか。
それが被災地、被災者の方々を後方支援していることだと思いませんか。
どうか一緒に後方支援していきましょう。

小林弘明