議員の1日の交通費相当が、豊島区は日額3,000円。これは高すぎませんか。私は受け取り拒否・供託を行っています。

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豊島区議会議員 無所属 小林弘明 費用弁償断行中

豊島区唯一の無所属 小林弘明 議員 選挙 政治

本日のテレビの報道でも出ていましたが、横浜市会(横浜市の市議会)で議員に対する費用弁償の支給条例改正案が市運営委員会が自民党、公明党、民主党による賛成多数となり、本会議でも成立する見通しだそうです。
内容は、議会・委員会に出席するたびに、居住地の市役所からの距離に応じて1,000円、2,000円、3,000円のいずれかが日額で支給する、といったもので、試算によると横浜市会議員86人で年間合計約1,200万円の支給となるそうです。

<参考>交通費分、6年ぶり「復活」へ 「費用弁償」で横浜市会/神奈川 – (Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130921-00000010-kana-l14

横浜市会では6年前に費用弁償制度が廃止となりました。
横浜市では、従来無料だった障害者の方の市営バス市営地下鉄の利用料が、今年10月からは年額1,200円に有料化となっていることから、このタイミングでの費用弁償制度の復活は、「障害者の方には負担をお願いしておきながら、議員の交通費相当分の支援は税金でまかなう」というのは、理解が得られないと思います。

豊島区でもこのような費用弁償はすぐにでも、廃止したいのに、横浜市がこのように復活するのは考えられません。

豊島区でも、会議・委員会出席の度に、日額3,000円が一律支給されています。
私自身、区役所は徒歩、または自転車での登庁であり、当然費用はかかっていません。
従って、3,000円の費用弁償を受け取る必要性がないのは当然です。

また、バスや電車・タクシーを利用して豊島区の端の場所から区役所へ通うとしても、往復でもそんなにはかかりません。
財政状況や、景気の先行きに明るい見通しが立たない中で、少しでも支出を減らしていかなければならないなか、ましてや明らかなどんぶり勘定で交通費相当の支給まで受けるわけにはいかないと思っています。

そこで私は、税金の無駄使いをなくすため、無所属の前豊島区議会議員のふるぼう知生さんのアドバイスにより、支給される費用弁償の支給を受け取り拒否を行っています。
自治体の事務と法令の都合上、支給を止めることができないそうなので、明細を取り寄せ、毎月東京法務局へ相当額を供託を行い、報告させていただいています。

費用弁償供託の記録はこちら。
http://kobahiro.jp/hiyoubensyoukyoutaku/

自分達のことを自分達で決められる立場だからこそ、身を引き締めてしっかりと律し、そして区民の皆様に堂々と説明ができる制度にしていかなければならないと思います。

全体の予算の額から見れば、ささいな割合かもしれませんが、こうしたことを一つ一つ改善してゆくことが私の議員としての仕事であり、豊島区にとっても、区民の方にとっても、プラスに働くことだと考えています。

これからも区民目線になって、大好きな豊島区のために、この問題に取り組んで行きます。

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