予算委員会7日目 公債費、歳入、特別会計質疑:歳入増加施策の取組について

「今日の小林弘明」

本日の豊島区議会は、予算委員会7日目 公債費、歳入、特別会計質疑です。

私は歳入について、質疑しました。

神奈川県の鎌倉市は、観光客が年間約2300万人訪れる街ですが、人口は17万人の町です。
来街者のためのインフラを、その17万人で負担していかなければなりません。

限られた税収の中で、様々なアイディアを出していく必要がある鎌倉市では、全国の自治体に先駆けて、クラウドファンディングサイトを通じた寄附の募集を行いました。

集まったお金で、観光案内版を整備し、協力してくれた方のお名前を銘板に刻むことで鎌倉市民以外からも積極的に歳入を募り、話題となりました。

さらに、歳入アイディアとして、鎌倉市自体が資金移動事業者として登録を検討、金融庁への規制緩和要望しています。

訪れる方にも少しずつインフラのための費用を負担感少なく気軽に負担してもらうため、Suica等の電子マネーからの寄附ができるよう、規制緩和を求めています。

そうした柔軟な発想と、より良い観光資源の整備と市民サービスの向上の両方を実現するために、もっと工夫して歳入を増やしていかなければならない、という鎌倉市の姿勢がよくわかります。

比べて豊島区は、池袋駅だけでも乗降者数が1日に250万人いて、年間になおせば延べ9億人以上の方が利用しています。
豊島区の人口約29万人で、それだけの方が訪れ利用する豊島区のインフラを維持整備していかなければなりません。

しかしながら、これまでの予算を通じて、豊島区がこれだけ高い評価を得て、ブランド力を活かせる絶好のタイミングであるにもかかわらず、各部署での危機感というか、歳入に対する意識が残念ながらとても低いと言わざるを得ません。

ふるさと納税の仕組みが悪いから、今年はこれだけ減った、ふるさと納税の仕組みがわるい、というばかりでなく、どうしたらそれ以外で歳入をあげられるか、しっかりと危機感を持っていただきたい旨要望しました。

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「にぎわいの創出」を目指して様々な施策を実施している豊島区。
しかしながら、たとえにぎわいが生まれても、そのことで増えた収入が、しっかりと区民サービスに還元されなければ意味がありません。
そこで、私が思う「こんな行政サービスのある豊島区だったらいいのにな」と思える街を想い描いてみました。
あくまで構想の段階ですが、要望が多かったものについては、住み続けたい街・豊島区を実現していくためにも、また、にぎわいの創出で増えた収入を区民還元するためにも、今後の区議会活動や行政に対する提言としてしっかりと参考にさせていただきますので、ぜひアンケートへのご協力をお願いします。

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