豊島区議会決算委員会6日目 款別審査 歳出補足質疑、歳入質疑 マチマチの活用、防災時も含めた横断的な情報発信部署、体制の確立/ライセンス料による収入モデルとビジネスアイディアを広く募り、リスクない歳入案の構築について
「今日の小林弘明」
本日の豊島区議会は、決算委員会審議 歳出補足質疑および公債費、歳入、特別会計質疑です。
私からは、防災情報の発信・ご近所SNSマチマチ、知的財産権の活用による公民連携での歳入改善について質疑しました。
ご近所SNSマチマチは、豊島区が一昨年協定を結んだ地域交流サイトで、豊島区のほかにも渋谷区、港区、横浜市、千葉市、川崎市が協定を結び、自治体として公式なアナウンスを行っています。
トップページから見ると、豊島区以外の街をクリックすると、投稿やアナウンスが行われますが、豊島区の場合は公式なアナウンスがないように見えます。
また、協定時のプレスリリースにある、アンケートや町会掲示板の内容のアップロードなど、活用が不十分な面が見られました。
特に防災情報については、災害時には防災の部署は手一杯ですから、そこに情報発信も、となると酷な面があるかもしれません。
様々な媒体が機能している昨今、そうした情報発信を横断的にしっかりと管理し、発信していく専門の部署や体制づくりが必要ではないかと提言しました。
歳入に関しては、豊島区のブランドイメージをしっかりと活用してほしい旨述べました。
豊島区の立地やブランドイメージは、他の都市と比較しても、民間企業であればすぐにビジネス活用したいほどのものがあり、実際に他の都市から視察にいらっしゃる方は、「豊島区は稼げる街でいいですね。」と言われるほどだそうです。
しかしながら、多くの来街者が訪れるようになり、その負担が私達区民に負担やリスクとして返ってくる以上、「稼げる豊島区」で満足するのではなく、「稼がなくちゃならない豊島区」へと意識をシフトチェンジする必要があります。
豊島区自身が在庫リスクや予算負担を避けるよう、グッズ製作やコラボレーションアイディアを企業から出してもらい、立地やイメージを貸し出すことで対価をもらうライセンス料方式も活用できると思います。
様々なアイディアを広く募り、活用できるよう、規定の整備を図ったり、関係企業との懇談を図ることで、歳入の増加につなげるよう提言しました。
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ぜひご協力ください!
「にぎわいの創出」を目指して様々な施策を実施している豊島区。
しかしながら、たとえにぎわいが生まれても、そのことで増えた収入が、しっかりと区民サービスに還元されなければ意味がありません。
そこで、私が思う「こんな行政サービスのある豊島区だったらいいのにな」と思える街を想い描いてみました。
あくまで構想の段階ですが、要望が多かったものについては、住み続けたい街・豊島区を実現していくためにも、また、にぎわいの創出で増えた収入を区民還元するためにも、今後の区議会活動や行政に対する提言としてしっかりと参考にさせていただきますので、ぜひアンケートへのご協力をお願いします。