沖縄県在日米軍普天間飛行場移設問題 推進・容認 議会意見書の撤回についての陳情の相談をうけました。
「今日の小林弘明」会派控室にて、区民の方からの次回定例会に提出予定の陳情について相談を受けました。
内容は、沖縄県宜野湾市の在日米軍普天間飛行場問題に関する内容について、沖縄県名護市辺野古への「移設容認・推進」を主旨とする意見書が前回議決されたので、その意見書を撤回して欲しい、という旨の陳情でした。
このような意見書が出され、議会で可決されたのは、全国の都道府県市町村議会でもたった5議会しかなく、されにいうなれば、山積する身近な問題を優先して議論する場での「豊島区議会」において、遠く離れた沖縄県、そして国レベルでの問題の議論にばかり費やされてしまっていること自体がよくない、というように感じています。
もちろん、このことを議論すること自体は悪くないことだと思います。
しかしながら、安保法制に係る議論や、議会の党派的対立のしがらみによって、譲歩を引き出すために深夜まで議会を中座させたり等、豊島区議会内で自公与党会派がおよそ3分の2を占める大会派となってからのこの一年は、非常に区民にっての豊島区議会として機能していないのではないかとさえ思う場面も多々ありました。
そのような様子を見てきていたからこそ、今回このような陳情をなされたのかと思います。
私自身の立場としては、移転に関しては反対派ではありますが、まずはその前に、一区民として、一議員として、議会が優先して果たすべき役割は何なのか、どうしたら豊島区がもっと暮らしやすい街になるのか、わたしたち区民のためになるのか、もう一度考えていきたいと思います。
そして、議会を党派的対立や、政争の場として使われてしまわないよう、巨党体制をいたずらに生み出してしまわないためにも、投票率の向上と情報発信を続けて行きたいと思います。
特に今年は、参議院議員選挙や、18歳以上の選挙権解禁となる都市でもありますので、ぜひ皆様にも棄権せず、選挙に行って欲しいと思います。
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