豊島区議会 新年最初の防災震災対策調査特別委員会
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本日の豊島区議会は、防災震災対策調査特別委員会です。
今回の案件では、帰宅困難者対策の連携協定についての報告がありました。
東日本大震災発生時、池袋駅周辺では大勢の帰宅困難者が発生しましたが、あれから10年以上たち、震災対策が進んだことで、東京都の被害想定が約半分となりました。
しかしながら、感染症対策を踏まえて、一時滞在施設での避難においても一人当たり十分な広さを確保する必要が生じたことから、収容可能人数は約9100人にとどまりました。
引き続き、駅周辺民間施設・事業者と連携し、安全確保に努めて頂くよう、連携協定を結ぶこととなりました。
私からは、特に最大3日間の想定ともなる避難生活のなかで、通信網の安定性が心配である旨質疑しました。
災害発生時、何よりも重要なのは、家族と連絡をとったり、最新の情報を入手するなどの通信です。
東日本大震災の際も、通信がひっ迫して連絡がとれないという状況がありました。
災害時のフリーWi-Fiの解放使用はもとより、通常の通信帯域と異なる高速通信網の地域BWAの整備もこれまで提言しており、この大容量通信の時代、必要なインフラ整備を想定以上にしっかり行ってほしい旨要望しました。