生まれも育ちも豊島区の、市川弘太郎さん出演の歌舞伎舞台「かぶくものたち×池袋」の公演を観劇。歌舞伎が一層楽しくなりました。
お知らせ東京青年会議所豊島区委員会が後援する歌舞伎公演「かぶくものたち×池袋」を観劇しました。
2部構成になっていて、前半は生まれも育ちも豊島区の歌舞伎俳優、市川弘太郎さんによる歌舞伎の見方についての解説が、後半は歌舞伎初心者や子どもでもわかりやすい演目「釣女」の上演でした。
市川弘太郎さんは、2歳の時に歌舞伎の演劇を見たことがきっかけで、歌舞伎の世界を志したそうで、普段なかなか縁がなかったり、難しいと思われがちな歌舞伎を体験してもらいたいという想いもあり、今回の舞台にはお客さんとして子どもたちがたくさん来ていました。
実際に上演された演目「釣女」は、ストーリーもわかりやすく、また市川弘太郎さん演じる太郎冠者のコミカルな動きが面白かったです。
子どもたちもたくさん笑っていて、歌舞伎に親しんでもらうことができたと思います。
個人的に驚いたのは、人気のNHKドラマあまちゃんの影響を受けた口上など、最新の流行をどんどん取り入れていたことです。
伝統芸能というと、昔の形式を頑なに守って・・・と思いがちだったのですが、歌舞伎の語源である「傾く(かぶく)」は、流行の最先端を行く、といった意味合いも含んでいたそうで、その点非常に感心しました。
今回豊島公会堂で開催されましたが、豊島区で歌舞伎の舞台が上演されることは、これまであまりなかったそうです。
解説とわかりやすい演目のおかげで、私も肩肘をはらずに歌舞伎を楽しむことができ、非常に良い時間を過ごすことができました。
出演された皆様、スタッフの皆様、また宣伝や運営協力で動かれた青年会議所のメンバーの皆様、本当にお疲れ様でした。
市川弘太郎さんが豊島区のインターナショナルスクールの子ども達に、歌舞伎の出張授業をしている動画です。
こちらもぜひご覧ください。
http://ikebukurotv.com/news/10-sptakanews/1025-news20131021taka