今夏参議院議員選挙の実施日程の協議・調整が始まっています。党利党略ではなく、投票率向上しやすい日程をしっかり設定してほしいと思います。

自民、参院選期間の延長を検討…公示を前倒し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160220-00050106-yom-pol&pos=3

　
　 　
任期満了日との関係から設定できる投票日のうち、３連休の中日や夏休みシーズンをの日曜日を除くと、７月１０日が有力となりますが、その際、参議院議員選挙の最低選挙期間である１７日間を、１８日～２０日に延長しようというものです。

記事によると、７月１０日から選挙期間１７日逆算すると、６月２３日が公示日となりますが、沖縄の「鎮魂の日」と重なることで、投票日はそのままに、６月２２日以前へ公示日を設定しよう、という流れがあるそうです。
沖縄への配慮だそうですが、普天間基地移設問題を抱える沖縄を刺激したくないという本音もあるのではないかと思います。

投票日をそのままに６月２２日より前に公示日を設定することは、法律上も可能ですが、この日を避けると、１８歳選挙権を適用できる日付が６月２０日からであることを考えると、６月２０日～６月２２日に公示日が設定されることが有力です。
いずれにしても、１８歳選挙権が初めて適用される選挙ですから、そこで出た投票率の結果は、今後の投票の動向にも影響を与えることになると思います。

若い世代からの政治参加を継続して増やしていくためにも、党利党略による選挙日の設定ではなく、しっかりと若い世代を含め、投票にいってもらいやすいような日はいつだろうか、という観点で投票日を設定して欲しいと思います。
　
また、投票日もそうですが、投票しやすい場所の確保これからの課題です。

豊島区では、今夏の参議院議員選挙を見据え、期日前投票所を東武百貨店・西武百貨店に設置するほか、国会でも、選挙当日の「当日投票所」を従来の指定箇所一か所から複数個所から選んで投票することができる「共通投票所」の創設ができる法律改正案が審議されています。
このことによって、外出時や通勤・通学の前後に投票をすることも可能になります。
今定例会の施政方針挨拶でも、東武・西武両百貨店との合意が形成され、今夏実現を目指している旨が公式に発表がありました。

商業施設・駅・大学等への投票所の設置については、かねてより区に提言しておりましたので、この流れは非常に嬉しいです。

より多くの区民や、若い世代の方々に政治参加をしてもらい、興味を持ってもらえるような工夫や提案を、これからも継続していきます。

■小林弘明一般質問
「投票率向上で豊島区をもっとよい街に。 駅・商業施設・大学等、利便性の高い投票所の設置と、20代・30代・40代 子育て世代の投票率向上施策の実施を！」

http://kobahiro.jp/shitsumon27-1/

＜＜20代 30代 40代子育て世代の方々にも政治力をもってもらい、豊島区が住みたい街から住み続けたい街になるような政策を実現するためにこれからも頑張って行きます。＞＞