第3回豊島区議会 議会報告会開催。キッズスペースも設け、たくさんの方にご参加頂きました。
「今日の小林弘明」豊島区議会議会報告会を豊島区役所1階としまセンタースクエアにて開催しました。
区民の皆様により区政を身近に実感してもらうべく、豊島区議会議員全員で資料作成や受付・準備まで分担して行う報告会で、今回私は映像記録係としてビデオ撮影を行いました。
議会の仕組みの説明や議会報告、質疑応答などが行われ、たくさんの方に参加いただけるよう、キッズスペースや手話通訳も用意し、仕事帰りにもお越しいただけるよう夜18時半から開始をしました。
今回の予算委員会では、区の公衆トイレの改修と清潔感の向上の予算が出ていることが発表されましたが、その件に関して、聴覚障がい者の方から手話で質疑・要望を頂きました。
障がいをお持ちの方が使いやすい設計となっている、いわゆる「誰でもトイレ」形式のトイレを利用しようとすると、浮浪者の方が入り込んで中で占拠している場合があったそうで、そういった用途でトイレがふさがれないよう、長時間使用している場合一度強制的に扉が開くなどの対策を考えてほしい、と要望を受けました。
実際、誰でもトイレ利用者が多い商業施設、鉄道においては、あらかじめ制限時間があることを利用者に周知のうえ、施錠してから30分たつと外からあけられるようになったり、警備室へ自動で安全確認の連絡が行く、という仕様になっているところもあるそうで、国土交通省が車椅子利用者の方へ行ったアンケート調査では、96%以上の車椅子ユーザーの方が30分以内に利用が終わるそうです。
もちろん、車椅子利用者ではない障がい者の方や、オストメイト設備利用者、おむつ替え、高齢者、内部障がい者の方、事情により31分以上の利用時間がかかってしまう方等いらっしゃるので、通常のトイレの利用が難しい方がしっかりと誰でもトイレを使えるよう、工夫の必要性はありそうです。
今回、質疑応答で頂いた要望への正式な回答は、区議会でしっかり調査し、内容や対応について後日ご報告を申し上げる運びとなりました。
私も、いわゆる「誰でもトイレ」を利用する機会はあまりなかったので、今回実際に利用される方にそのような現状を報告いただき、直接区議会へ声を届けて頂いたことは、区政運営にとって非常に大きなことだと考えます。
区議会報告会も、今後よりたくさんの方に参加いただき、今回のような声を区議会が直接聴ける機会を増やしていけるよう、提言していきたいと思います。
第2回豊島区議会 報告会
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平成28年豊島区議会 予算委員会審議
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