広島視察 平成29年広島平和記念式典に参列しました。
「今日の小林弘明」広島平和記念式典は、原爆投下された8月6日、広島平和記念日に実施され、世界80か国とEU、国連事務次長(中満泉・軍縮担当上級代表)が参加。
豊島区からは、私を含む豊島区議会議員8名と豊島区長、および豊島区教育委員会、区立中学校8校か2名ずつ16名の中学生で参列しました。
平和祈念式典では、挨拶を述べられた安倍総理大臣を筆頭に、80か国の代表と国際機関関係者の方も参列しました。
私の席からはさすがにわかりませんでしたが、キューバ革命の指導者として有名な、チェ・ゲバラ氏の長男、カミーロ・ゲバラ氏も参列していたそうです。
豊島区は、「非核都市宣言」を宣言している自治体ですが、今年で35周年の節目を迎えます。
原爆が落とされた年の1945年3月10日には、大きな東京大空襲被害を豊島区も受けており、平和への強い願いを込めて、23区でも最初に非核都市宣言をした街でもあります。
日本を「最初の」被爆国でなく、「唯一の」被爆国としてこれ以上の核の凄惨な被害を増やすわけにはいきません。
先月7月には、核拡散防止条約よりさらに踏み込んだ、現在保有する核兵器をも根絶・廃止する「核禁止条約」条約文が国連で制定されましたが、条約文制定に尽力された日本人国連職員の中満泉さんも臨席されていました。
中満泉さんは、事務総長、副事務総長に次ぐ序列第3位の役職である国連事務次長(軍縮担当上級代表)であり、グテレス国連事務総長からのメッセージを代読されました。
式典後は、広島平和記念資料館、国立広島原爆死没追悼平和祈念館、原爆ドームを豊島区の8校2名ずつの代表16名の中学生と視察。
昨日の被爆体験講和から、実際の史料を目の前に、一所懸命時間をかけて展示物の見学や解説の読み込みを行っていました。
こうした体験を通じて原爆の恐ろしさやその記憶を知ってもらうことができ、本当によかったと感じました。
広島もそうでしたが、ここ連日猛暑が続いています。
くれぐれも熱中症にならないよう、水分補給や適切な空調の使用を含め、体調管理には十分お気をつけて今年の夏もお過ごしください。
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