都市整備委員会2日目 羽田飛行ルートに関する陳情について、またもや可否同数で継続審議(廃案)に。
「今日の小林弘明」
本日の豊島区議会は、都市整備委員会２日目です。
本日の議案は、
1 第 １ ４ 号 議 案 豊島区立公園条例の一部を改正する条例
2 第 ２ ５ 号 議 案 豊島区立公園の指定管理者の指定について
3 31 陳 情 第 １ 号 豊島区にコミュニティバスを早急に走らせることを求める陳情
および、報告事項５件、さらに以前より継続審査となっていた、
「羽田空港増便による都心および豊島区上空の飛行ルート計画」についての陳情、豊島区にコミュニティバスを走らせることを求める陳情についても審 議します。
今回、改装後の池袋西口公園の使用料についての審議があります。
新池袋西口公園の利用料は、従前の値段を据え置きということで、その点は良いと思いますので賛成しました。
しかしながら、新池袋西口公園のイメージとして使われていた、センターステージを利用した円形の利用は、必要な利用者がそれぞれ業者頼んで発注解 体とする利用規定。
では実際に利用者がイメージ通りに利用しようとするといくらになるのか聞いたところ、２００万～４００万円程度かかることが判明。
それでは、せっかく利用しようと思っても、民間企業と比較して資金力に乏しい地元の団体は利用ができない、これでは本末転倒ではないかと指摘しま した。
大規模商業的なイベント事業者からはしかるべき金額をいただくのは当然必要ですが、豊島区のイメージ向上のため企図されたものが利用しにくいとい うのは当初の趣旨とはなれてしまうのではないかと思います。
利用者負担が少なくなるような改善案についての検討をいただける旨返答いただきましたが、設置・解体のタイミングを前後の利用者で合わせて、複数 事業者間で連続して使えるようにするなど、柔軟な対応をしてほしいと思います。
また、継続審議していた『30陳情第12号「区民の理解を得られない都心低空飛行ルートを撤回する事を求める 意見書」』について、今回の定例会で豊島区議会の任期が終了し、廃案となってしまうため、審議をするよう要請しました。
結果として、採決は可否同数で採択ならず、継続審議へ。
実質的に廃案が決定してしまいました。
また、陳情者や区民へは色よい返事をしていた都民ファーストの星京子委員は、前回同様 審議継続(廃案)の側に立ちました。
この件に関しては、実質的な安全性はもとより、豊島区において教室型説明会の開催がないことや、説明会への参加人数、周知がすくないことなど、説明と安心への納得という点での配慮が不十分だと考えます。
豊島区議会の側から、国へきちんと意思表明できるチャンスにもかかわらず、意見を翻されたことによりその機会が潰えてしまうのは、本当に残念でなりません。
本会議最終日での採決においても、私は退席することなくしっかりと同じ態度表明を行いたいと思います。
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『30陳情第12号「区民の理解を得られない都心低空飛行ルートを撤回する事を求める 意見書」』
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