豊島区の環境問題について。清掃・環境対策調査特別委員会の任期が終わりました。

お知らせ

5月10日の委員会を持って、清掃・環境対策調査特別委員会委員の任期が終わりました。
次回からは新たに、防災・震災対策調査特別委員会に所属することとなります。

清掃・環境対策調査特別委員会には、当選してから2年間所属しました。
この委員会を選んだのは、東日本大震災の直後だったということも一つの理由です。

当時、計画停電が実施されるにあたって、豊島区がどういう状況なのかを知ることから始まり、福島第一原子力発電所事故による放射線汚染に対する情報・知識の調査や、豊島区内の放射線測定の問題等、豊島区を取り巻く重要な環境問題に取り組んで行きたい想いがありました。

委員となってからは、保育園公立小学校、中学校公園等、放射線の影響が強い子どもが接する場の測定を詳細に行って欲しい旨を区に強く進言しました。
また、測定結果がすぐに直接届くように、携帯電話へ配信される「豊島区安全・安心メール」でその情報の公開を実施するなど、区の職員の方々にも私の意見を尊重していただいた経緯もあり、区民のために対応をしていただいたことを今でも非常に感謝しています。

委員2年目となってからは、被災地で発生した「震災廃棄物」を、豊島清掃工場で受け入れが決定し、実際に一部が焼却処理されました。
受け入れ及び焼却処理については、東京都および「東京二十三区清掃一部事務組合」の決定で豊島区の権限ではありませんが、放射線量だけにとどまらず、アスベストをはじめ多くの物質についての調査や、環境基準、周辺地域の影響を審議しました。
さらに先だっては、大気汚染に関わるPM2.5の問題、そして豊島区がかかげるCo2ガイドラインもあり、本当にこの2年間、豊島区を取り巻く 様々な環境問題についてたくさん議論し、また意見を言うことができました。
環境問題は多岐にわたり、福島第一原子力発電所事故や、中国から飛来するPM2.5の問題なと、過去の経験から行政が予見していなかった環境問題も多くありましたが、豊島区としては、他の自治体に比べてはやく対応できのではないかと感じています。

次に所属する防災・震災対策調査特別委員会でもこの経験を活かし、区民の利益を第一に考えた施策を実行してもらうために、財政負担のないアイディアやリアリティのある意見をしっかりと提言していきたいと思います。

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