放射線量測定手順を見学しました。【無所属まことの会】

豊島区 環境レポート


放射線量の測定が実際にはどのように行われているのかを知るため、朋有小学校での測定を見学しに行ってきました。

測定は、写真のように測定機器を三脚で固定して行われます。
この機器での測定は、計測開始から放射線量の積算で行われます。
写真では数値はまだゼロですが、時間が立つにつれどんどん増えていきます。

計測開始後は、豊島区の職員が測定機器の周りを見張りながら、数値の変化を記録していきます。

前回の測定では、放射線量の値が0.30マイクロシーベルトまで積算された時点で計測を終了し、それまでにかかった時間から毎時マイクロシーベルト(μSv / h)を割り出したそうです。
今回も約3時間~5時間程度の間で、きりが良い数値まで計測し、その数値が積算されるまでにかかった時間から毎時マイクロシーベルトを算出するようです。

また、前回は地上50センチメートルでの計測でしたが、今回は地上1メートル地点での計測をするようです。
担当者の方のお話では、今回のことは区としても前例がないことなので、手順や一番良いやり方などを常に模索しながらの実施をしていて、より正しく計測できるように努めていきたいとのことでした。
また、放射線は目に見えないものなので、目に見える数値を出すことで区民の方の漠然とした不安が少しは和らげば、とも仰っていました。

まだ今日で2回目の計測ですが、測定方法・手順をきちんと確立し、全教育施設や公園、そして土壌や水などもしっかり計測し、迅速な公開・対応をしていってもらいたいものです。