予算委員会審議1日目、総括説明質疑

「今日の小林弘明」

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本日の豊島区議会は、予算委員会審議1日目、総括説明質疑です。

予算委員会審議は、3月16日まで計9日間の予定で行われ、各項目(款)別に集中審議を行います。

審議初日は、予算編成方針に対する総括説明とその質疑があり、私からはコロナ禍における区の施政・予算に対する姿勢について質疑しました。

コロナ禍の影響も長期にわたり、1日あたり新規感染者数が東京都では1万人前後発生する状況が続いています。
2度あることは3度あるということわざもありますが、

コロナに至ってはすでに第6波もきているわけですから、第6波で終息することを祈りつつも、第7派に対する備えも当然想定してく予算編成をしていく必要があります。

その中でも最たるものは、やはり結婚、出産の減少です。
東京大学の研究では、コロナ禍による活動自粛による出会い減少、経済不安により、この2年間で失われた婚姻は
11万件であると推計されました。

さらに、この失われた婚姻の影響で、本来生まれたはずの約21万人の出生が無くなると推計されています。

詳しくは款別で質問することになるかと思いますが、今後対策を練らなければ、その傾向にさらに拍車がかかることになり、未婚世帯、一人暮らし高齢者世帯が多い人口構造の豊島区にとって、将来的に大きな影響を及ぼすことにもなります。

コロナ禍においては、ほとんどすべての施策が、現状維持もしくは疲弊したところに対する対応、施策、という形で予算も組まれていますが、この状況下に直面したからこそ、例えば、コロナ禍のために学力が低下してしまった、ということではなく、むしろコロナ禍を契機に小中学生・高校生含む学力が向上したり、子育て世代の人が、結婚や出産、子育てが増えたり、高齢者の方々の筋力・体力が向上したり、コロナを経験したからこそ、新しい進化に結び付くような、まさにそういう意味での、「ピンチをチャンスに変える」ということが必要なのではないでしょうか。

安全・安心に暮らせる街として必須である、「いのちを守る」「暮らしを守る」ための施策は引き続きしっかりと取り組んで頂くと同時に、予算の特徴であるSDGs・デジタル化の推進、池袋の都市再生を一層進めて頂き、いかに健康で健やかに暮らしていける街として行政サービスを提供できるか、そして誰一人取り残すことなく、「豊島区に住んで良かった」と思ってもらえるような街づくりこそが今、豊島区に求められています。

コロナ対策費として ひと山いくらみたいな予算計上じゃなく、「コロナだからできなかった」ではなくて「コロナ禍だからこそできた」というような、むしろコロナを契機に、コロナ禍以前よりも前進できたといえるような逆境をプラスに変えるような事業・予算が組み込まれているのか、が重要ではないでしょうか。

明日以降の各款別の審議では、その点を踏まえて予算審議に臨みたいと思います。

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