行政文書『2月17日(金)に本橋議員が事務室内で大声を出した件に関するアンケート調査結果』について公表とご報告
「今日の小林弘明」行政文書『2月17日(金)に本橋議員が事務室内で大声を出した件に関するアンケート調査結果』が区議会事務局より提出されました。
これは、つい先日の議員全員協議会で古坊知生議員が取り上げた、いわゆる「本橋ひろたか議員恫喝事件」問題の際存在が明らかになった文書です。
豊島区議会 都民ファーストの会豊島区議団 幹事長の本橋ひろたか議員が、事務局とのやりとりの中で大声を上げ、その後居合わせた区議会事務局職員が救急車搬送された経緯がありました。
本橋ひろたか議員といえば、小池都知事を応援し、希望の塾や政治団体都民ファーストの会でも中心的な役割を果たされている議員です。
私自身も、地元から東京都知事の誕生を支持するべく、影働きではありますが選挙ポスター張りを行い応援しましたし、また希望の塾にも所属している身として、軽率な発言は控えて来ました。
今回、区議会事務局の事務局長は、とっさの判断で異例のアンケートを所属職員に実施し、その結果をまとめていたものが今回の資料です。
アンケートという形ですから、個人のプライバシーの問題を理由に秘匿できるものではなく、公文書管理法上の「行政文書」として開示する必要があります。
このような形で事実をしっかり残されていたのは英断だと思います。
しかしながら、議員全員協議会では黙秘し、あくまで密室である正副幹事長会での発言にこだわる態度や、質疑応答であきらかになった新たな事実、そして今回の資料に書かれている内容を見ると、本当に残念でなりません。
たとえ、今回のように救急車を呼ぶ、ということにならなかったとしても、意見が通らないことで大声出したり、机をたたいたりすることは、話し合いで物事を進めていくという「議会」そして「議員」としてあるまじき態度であると考えます。
しかも、このようなことは今回だけでなく過去にもあったということもあるとなると、豊島区行政と豊島区議会議員との間にたって支え、円滑な豊島区議会の運営に寄与頂いている区議会事務局との間の信頼関係に、大きな隔たりができていしまいます。
そのような観点からも、この問題をしっかりと言及し、曖昧にすることなく、真相の究明を図っていくことが重要です。
今夏には都議会議員選挙が控えていることもあり、無所属無党派として政治的な思惑には巻き込まれたくはなかったのですが、この事実は区民の皆様にもご理解いただきたく掲載しました。
一つだけ言えることは、大声を出された事務局の方々がどう感じたのか、これは問題の核心として重要な部分であり、そしてこのアンケートは一角の事実です。
ぜひその点を踏まえまして、この事件についてどうお感じになるか、文書を公表させていただき、区民の皆様のご判断にゆだねたいと思います。
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