都民ファーストの会 豊島区議団 本橋ひろたか 豊島区議会議員 豊島区職員へのパワハラ疑惑 認め 謝罪
「今日の小林弘明」都民ファーストの会 豊島区議団 本橋ひろたか 豊島区議会議員 豊島区職員へのパワハラ疑惑 認め 謝罪
5月25日(木)、平成29年豊島区議会第1回臨時会が開催されました。
開催に先立ち、豊島区議会議員全員で構成する「議員全員協議会」が同日開催され、週刊誌等で報道されている、いわゆる「本橋ひろたか議員 豊島区議会事務局職員恫喝事件」について発言および謝罪がありました。
都民ファーストの会 豊島区議団 本橋ひろたか 議員より、声を荒げてしまったこと、机(カウンター)を2度大きく叩いたことは事実であり、行き過ぎた行為であったことを認め、議会関係者、区民の皆様に対して謝罪する、といった趣旨の発言がありました。
このことに対して、当初この問題が週刊誌・議会で取り上げられた際や、その後の対応と随分違うのではないか、この場で謝罪の発言をしたことで、これで終わりと幕引きを図ろうとしているのではないか、当該行為が豊島区職員へのパワハラであるということを認めるのか、といった質疑も発せられました。
当初問題が議会全員協議会で取り上げられた際、「現時点で構わないから本人の見解を教えてほしい」と再三申し上げたところ、この場では発言しない、会派の問題であるから、議員全員協議会ではなく、非公開で会派代表者のみがあつまる正副幹事長会で取り扱う、と頑なに譲らなかった部分があったため、その部分についての質疑も含んでいるものと思います。
質疑に対しては、豊島区職員への「パワハラ」行為であることを認めること、これで終わりというわけではなく、本橋議員本人はもとより都民ファーストの会豊島区議団としてもしっかり再発防止に努めていく旨を本橋ひろたか議員本人よりお答え頂きました。
今年に入ってから、豊島区議会会派「自民党豊島区議団」から「都民ファーストの会豊島区議団」が分派し、会派構成・勢力が変わったこと、自民党、都民ファーストの会における政務活動費不正疑惑があったこともあり、都議選も目前に迫る中で、まさに「政局」というべき攻防が繰り広げられています。
豊島区議会議長・副議長の選挙が同日の臨時会本会議でありましたが、従来は自民党から議長が、公明党から副議長が選出される慣行がある中、今回は公明党から議長が、民主ネットから副議長が選出されました。
会派勢力からすれば、第1勢力の会派である自民党から議長が選出される流れなのですが、自民党・都民ファーストの会各会派分派前の自民党豊島区議団で起きた、政務調査費不正支出疑惑問題の件など、様々な関係が考慮され、公明党が議長職、民主ネットから副議長職が選出されたのではないかと推測されます。
いずれにしても、区民にとっては政局であるかないかにかかわらず、各事件の真相の究明・透明性の向上と、真摯・誠実な対応と約束の実行をしてほしいと考えます。
◆関連記事
本橋ひろたか豊島区議会議員(都民ファーストの会) 区職員に対する恫喝問題に対してパワハラを認め謝罪発言(Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=l57LrLiuaO0
行政文書『2月17日(金)に本橋議員が事務室内で大声を出した件に関するアンケート調査結果』について公表とご報告
http://kobahiro.jp/blog170401/
職員が失神…“七人の侍”本橋豊島区議にドーカツ疑惑浮上
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200472
◆パワハラ(恫喝・暴言)の事例
東京都東村山市 パワハラ(恫喝・暴言)
懲戒処分(停職(1か月))
http://www.sankei.com/affairs/news/170414/afr1704140028-n1.html
大分県宇佐市 パワハラ(恫喝・暴言)
懲戒処分(戒告)
https://mainichi.jp/articles/20170511/k00/00e/040/236000c
愛知県柔道連盟 パワハラ(恫喝・暴言)
柔道家会員登録停止・指導者資格停止処分(1年)
http://www.zaikei.co.jp/article/20170525/373348.html
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