平成３０年第１回豊島区議会一般質問「めざせ23区定住率ナンバーワン。 名実ともに最も住み続けたい街・豊島区の実現を！」
「今日の小林弘明」
本日の豊島区議会は、一般質問2日目です。
「めざせ23区定住率ナンバーワン。
名実ともに最も住み続けたい街・豊島区の実現を！」
と題し、豊島区に実際に長く住み続けてもらうための補助や施策、そのためのリサーチなど豊島区の姿勢について質問しました。
過去の国勢調査の数値では、豊島区に5年以上住んでいる方の割合は、豊島区で約４３％でした。
これは、23区中18番目の数字です。
逆にいえば、約6割の方が5年以内に豊島区から引っ越していってしまうわけですから、もう少し長く定着してもらうためにも、長期居住を促すための補助や区民サービスがあってもよいかと考えます。
特に、次世代を担う若い世代の方々、子育て世代の方々に、住み続けてもらうことが非常に重要です。
また、そのためには正しい数字の調査や意向の把握、分析がかかせません。
国勢調査の数値は正確ではありますが、5年に一度しか実施されません。
豊島区として、独自に調査、把握していく必要があります。
さらに、豊島区の特徴として、大学や専門学校が多く、学生の住民が多いことや、若い世代の方々を中心に外国人住民の方の割合が増加していることもあげられます。
豊島区に定着し、住み続けてもらうための施策や分析は、そうした世代の方々も含まれている全体の数字から、各属性ごとの数字を把握し、切り分けて考えていかなければなりません。
過去、平成24年第1回定例会一般質問では、長く住み続けてもらうための動機付けや他自治体との差別化、長く住んでくれたことへの感謝の気持ちとして、冠婚葬祭等で長期居住者に還元サービスができないか、という趣旨の提言をさせて頂きました。
その際は、「長期居住という要件のみをもって給付することは、公平性の観点から困難である」というような答弁を頂きました。
しかしながら、実際には、
群馬県前橋市 10年以上の居住と地域活動の参加を条件に、結婚祝金や新築祝金の助成
東京都奥多摩町 15年以上の居住と自治会加入を条件に、土地付き戸建てをプレゼント
などの制度が実際に行われています。
また、若い世代の方々や子育て世代の方々の定着のための施策として、
神奈川県綾瀬市 紙おむつ・ベビーカー購入助成
東京都葛飾区 3人乗り電動自転車購入助成
茨城県日立市 ランドセル配布
など、様々な補助・工夫がなされています。
そうした点、豊島区ではどのように考えているか質疑・提言したところ、
・豊島区の冠婚葬祭に対する補助は今のところ考えていないが、子育て環境を充実させることで、結果的に定住率を高まる
・外国人と日本人の定住率について、多文化共生も含めて様々な観点から調査していく
旨の答弁を頂きました。
豊島区は、共働き・子育てしやすい街ランキングで1位になるなど、住みたい街として注目されつつあります。
そうしたランキングから豊島区に興味をもっていただき、引っ越してきていただいた方々が豊島区に定着してもらえるよう、「住みたい街」から「住み続けたい街」へ、名実ともにナンバーワンの都市を目指して街づくりをしていきたいと思います。
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小林弘明議員 一般質問 平成24年 豊島区議会第1回定例会
「暮らしやすく、安全・安心な都市豊島区へ！
住民に愛されるまちづくりを目指し、一歩進んだ施策の導入を！」
地元豊島区に愛着を！
商店・中小企業も対象に、長期居住者への手厚い区民サービスを！
https://www.youtube.com/watch?v=sy5-y8KgelI
◆～もし豊島区がこんな街だったらどうですか～ 豊島区政リサーチ アンケート実施中！
ぜひご協力ください！
「にぎわいの創出」を目指して様々な施策を実施している豊島区。
しかしながら、たとえにぎわいが生まれても、そのことで増えた収入が、しっかりと区民サービスに還元されなければ意味がありません。
そこで、私が思う「こんな行政サービスのある豊島区だったらいいのにな」と思える街を想い描いてみました。
あくまで構想の段階ですが、要望が多かったものについては、住み続けたい街・豊島区を実現していくためにも、また、にぎわいの創出で増えた収入を区民還元するためにも、今後の区議会活動や行政に対する提言としてしっかりと参考にさせていただきますので、ぜひアンケートへのご協力をお願いします。
