小林弘明　豊島区議会令和２年第３回定例会一般質問
「Ｇｏ　Ｔｏキャンペーンの　還元を、　区民がわかりやすく　受けられるための　支援　および　避難所の　混雑緩和感染対策の　実施を」

Go Toトラベル、GoToイート、GoToイベント等、様々な業界活性化、区民還元策が実施されるものの、どうしたら適用になるのか、どうしたら還元を受けられるのか、地域のお店や事業者側も利用者側も、その双方からわかりにくいとの声があがっています。

マイナンバーカードやマイナポイント制度もそうですが、できる人とできない人で恩恵を受けられるか受けられないかが分かれてしまいます。

取り残される、恩恵を受けられない、そんな区民が発生しないよう、区がしっかりサポートすべきとかねてより提言してきました。

ＩＣＴ端末をお持ちでない、操作に不慣れな高齢者の方や障がいをお持ちの方も登録できるような庁内でのサポートや、そうした制度自体の周知を、広報や掲示板等を利用して積極的に行うべきです。

避難場所の混雑緩和・感染対策については、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、避難場所の分散化を図る必要があります。

これまでの収容定員が、感染症の流行で６割以下にまで削減されました。
今までのように避難しようにも、収容定員が多くてすぐにいっぱいになってしまいます。

避難場所の混雑状況がもし事前にわかれば、どの避難場所に避難をするか、自分でも選ぶことができます。
また、都外にお住まいの家族からも避難場所を見ることができるシステムにすれば、遠く離れた家族でも避難場所の指示や誘導をすることが可能です。
実際に宮崎県日南市において、同様のシステムが導入され、先の九州をおそった台風で実際に活躍し、好評を得ています。

答弁では、このシステムについて導入を進める旨の回答をいただきました。

最後に、ＩＣＴ教育の普及状況についても伺いました。
１人１台タブレット端末の配布は、全国でも有数の施策として注目を浴びていますが、すでに支給された学校とそうでない学校があり、子どもたちの学習状況・環境に差がでてしまうことが懸念されます。

試行錯誤の時期だとは思いますが、ぜひこの学習環境づくりを成功させ、タブレット端末を用いたＩＣＴ教育を花開かせることができるよう改めて要望すると同時に、現在の進捗と今後のスケジュールについて再確認を行いました。

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