#小林弘明豊島区議会 #決算委員会 決算委員会審議6日目 一般会計補足質疑

「今日の小林弘明」

#小林弘明豊島区議会 #決算委員会
決算委員会審議6日目 一般会計補足質疑です。

今回は、低体重児の取組について質問しました。

低体重児とは、体重が2,500g未満で出生した赤ちゃんのことを指します。
かつては未熟児と呼ばれていて、必ずしも病気や後遺症がある状態で産まれてきたり、病院から退院をするわけではなく、健康な赤ちゃんも多いのですが、成長や発達におけるリスクは正常体重児よりは高く、育児にあたってはきめ細やかな配慮が必要となり、保健指導や乳幼児健診がより重要となります。

それにもかかわらず、医療的ケアが必要な赤ちゃん(医療的ケア児)や、正常体重の赤ちゃんと比べて、低体重児やそのお母さん、お父さんをターゲットにしたサポートが少なく、制度のはざまになっている部分もあります。
低体重児は、決して少ない数ではなく、毎年新生児の約9%~10%が低体重児として産まれてきます。
低体重児やその親は一定数いるにもかかわらず、その不安を共有したり、または育児にあたっての有益な情報交換をする場があまりありません。
豊島区では民間当事者団体(低体重児の親など)みらいbabyが交流会を実施しているなどをしている程度で、行政による低体重児やその親に対する制度的サポートの創設や隣接行政サービス・区職員への啓発が必要となってきます。

実際、ケアサービスを利用しようと思っても、低体重児は扱っていないと助産院で断られたりする事例があり、産後ケアやファミリーサポートを必要とする低体重児のお母さんは、どうすればいいのか?といった課題も生じています。

さらに言えば、通常の母子手帳は、正常体重児であることが前提で、使いづらい側面もあります。
東京都発行の「NICU(エヌアイシーユー)退院支援手帳」というものもありますが、医療的ケア児であることが前提の医師・看護師目線のつくりとなっていて、保護者目線でなく使いづらいうえに、大きさも大きく、持ち運びづらい現状です。

母子手帳を記入することは、わが子の成長、健康管理といった側面でなく、記入していくことで自分の子どもにより愛情を育み、育児が大変な中でも前向きな気持ちになれるような側面も、重要な役割です。

そうなっていない現状に対して、令和元年度発行の埼玉県川口市「かわぐちぴよぴよブック」を皮切りに、2021年3月現在では、苫小牧市、印西市、名古屋市、尼崎市、静岡県など11自治体が低体重児用の母子手帳を独自発行の取組をしています。

都内ではそうした取組が行われていないため、豊島区の低体重児当事者団体「みらいbaby」も、低体重児を子に持つ養育者の目線が反映された「リトルベビーハンドブック」の制作や行政当局との協力を目指して活動されており、私もその理念に共感し、今回豊島区の現状を取り上げました。

約1割という数字は決して少なくない数字です。
「誰一人取り残さない」「子どもと女性に優しいまち」を掲げる豊島区としても、力を入れていかなければならない旨、強く要望しました。

豊島区当事者団体みらいbaby公式リットリンク
https://lit.link/miraibaby

リトウベビーマンガ「みらいちゃん家」も連載 公式インスタグラム
https://www.instagram.com/miraibaby2021/


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