平成30年度豊島区議会予算委員会 質疑内容・動画まとめ 予算委員会9日目 審議最終日 意見開陳
「今日の小林弘明」◆予算委員会9日目(審議最終日)意見開陳
http://kobahiro.jp/yosanh30-9/
https://www.youtube.com/watch?v=JQ-XcEfjwZU
予算委員会最終日の9日目には、これまでの審議を通じての意見総括を発表をさせて頂きました。
今回の一般会計当初予算は約1246億円で、一般会計予算の過去最大額を更新しています。
「子どもと女性にやさしいまちづくり」「国際アート・カルチャー都市推進」を柱に、池袋西口公園整備、東アジア文化都市、2020年東京オリンピック・パラリンピックを控え、来年以降もますます支出が予想されるなか、予算規模の拡大に対しては、支出に対応した慎重かつ身の丈にあった、財源の確保・創出をより一層推し進めていかなければなりません。
各課、各事業における財源の創出や、公民連携による支出の削減と区民サービスの向上の実現がますます求められてきます。
今回私は、そうした公民連携や区民参加型が意識された予算編成、事業内容になっているかを念頭に、款別審査をさせて頂きました。
途中、気持ちが入って熱くなってしまった部分もありますが、私もまた豊島区を愛するいち区民として、しっかりやってほしいという想いから発言させて頂きました。
待機児童ゼロの達成や、共働き・子育てしやすい街ランキング総合1位など、豊島区に集まる注目を、民間企業との公民連携や区民との協働を通じて、更なる区民サービス向上へとつなげ、若者世代の方々、子育て世代の方々に豊島区に定着していただき、住み続けてもらうことが非常に重要です。
そのためにも、油断することなく危機感を持って予算・事業の執行にあたっていただけるよう、日々の議会や各委員会を通じて、しっかりとチェックしていきます。
(意見開陳 全文)
今回の一般会計当初予算は約1246億円で、一般会計予算の過去最大額を更新しました。
「子どもと女性にやさしいまちづくり」「国際アート・カルチャー都市推進」を柱に、池袋西口公園整備、東アジア文化都市、2020年東京オリンピック・パラリンピックを控え、来年以降もますます支出が予想されるなか、予算規模の拡大に対しては、支出に対応した慎重かつ身の丈にあった、財源の確保・創出をより一層推し進めていかなければなりません。
各課、各事業における財源の創出や、公民連携による支出の削減と区民サービスの向上の実現がますます求められてきます。
市民の何倍、何十倍にものぼる来街者・観光客のインフラ整備と市民サービスの向上を同時に実現するために、クラウドファンディングやICカードによる寄付を目指して金融庁への登録を目指している鎌倉市のように、様々なアイディアを検討していく必要があります。
池袋だけでも年間10億人在遊・在学・在勤、近くの乗降者および来街者、観光客、学生たちと
そのためにも、庁内で施策を考えるだけでなく、民間企業や区民からも、アイディアソン等を通じて広く財源創出のアイディアを募集していくことで、より区民参加型の区政をも実現することができます。
にぎわいの創出を区民サービスにどのようにつなげるか、提言してきましたが、そこで鎌倉市のように」
まさに豊島区は、そのような歳入確保をすることで、また、今後の、減収の見込みの中で、区民サービスのさらに向上できるような、歳入資源を確保することを強く望む旨を提言要望させて頂きました。
また、そこにも、アイディアソンや、また、プロのまちをブランディング戦略できる、企業との公民連携もしていただきたいという旨も要望させて頂きました。
今回私は、そうした公民連携や区民参加型が意識された予算編成、事業内容になっているかを念頭に、款別審査をさせて頂きました。
実際に、気持ちが入って熱くなってしまった部分もありますが、私もまた豊島区を愛する一人の区民として、しっかりやってほしいという想いから発言させて頂きました。
特に東アジア文化都市、2020年東京オリンピック・パラリンピックに関しては、本当にやってよかったな、と区民に感じてもらえるよう、極力区民にもしっかり見える形で関われる機会をつくっていただくことが大切だと感じております。
また、豊島区のこどもたちを中心としたボランティア登録やホストタウン制度、訪日外国人へのおもてなしや国際交流など、このような時だからこそ、区が率先して主導して頂きたい旨も要望させて頂きました。
また、豊島区に在住する外国人の方を、町会・商店街の地域コミュニティへご参加いただくための環境づくりや町会掲示板へ掲示するイベントや防災訓練のお知らせの翻訳や、現状20%にも満たない豊島区のWi-Fiアクセスポイントの公民連携による整備、レンタサイクル・シェアサイクルの導入の検討や放置自転車対策などの自転車環境の整備、パブリックコメント制度の周知徹底による区政への区民参加についても、あわせてしっかり行って頂きたいこと要望します。
1点、 厳しいことを言わせていただくとすれば、池袋西口
公園のリング屋根部分である、パーゴラについて、その部分だけで約9億円という費用は、将来にわたって池袋の象徴とすることを考えても、あきらかに高いと考えます。
どうしても実施するのであれば、例えばソーラーパネルやスマートセンサーの設置等、区民目線で納得するような機能面・歳入面での付加価値を創出し、ランニングコストにあてるなど創意工夫とアイディアによる財源の捻出をぜひ行って頂くよう強く要望します。
以上、審議を通じての指摘・提言をさせて頂きましたが、全体としてはおおむね良とし、一般会計予算及び3特別会計予算に賛成いたします。
待機児童ゼロの達成や、共働き・子育てしやすい街ランキング総合1位など、豊島区に集まる注目を、民間企業との公民連携や区民との協働を通じて、更なる区民サービス向上へとつなげ、若者世代の方々、子育て世代の方々に豊島区に定着していただき、住み続けてもらえるよう、油断することなく危機感を持って予算・事業の執行にあたってほしいことを要望し、意見開陳を終了させていただきます。
◆平成30年度豊島区議会予算委員会 質疑内容・動画まとめ
http://kobahiro.jp/yosanh30gateway/
◆予算委員会1日目 総括質疑
http://kobahiro.jp/yosanh30-1/
◆予算委員会2日目 議会費・政策経営費・総務費
パブリックコメント制度、公民連携について
http://kobahiro.jp/yosanh30-2/
◆予算委員会3日目 区民費・福祉費・衛生費
町会掲示板への掲示物(イベント情報や防災訓練など)の多言語翻訳で、外国人住民にも地域参加を
http://kobahiro.jp/yosanh30-3/
◆予算委員会4日目都市整備費
池袋西口公園整備事業経費、自転車施策・シェアサイクル制度
http://kobahiro.jp/yosanh30-4/
◆予算委員会5日目 文化商工費・子ども家庭費・教育費
http://kobahiro.jp/yosanh30-5/
◆予算委員会6日目 一般会計歳出補足質疑
Wi-Fi整備、放置自転車対策について
http://kobahiro.jp/yosanh30-6/
◆予算委員会7日目 公債費、歳入、特別会計質疑
http://kobahiro.jp/yosanh30-7/
◆予算特別委員会8日目 全部の補足質疑
2020東京オリンピック・パラリンピック ホストタウン制度
http://kobahiro.jp/yosanh30-8/
◆予算委員会9日目(審議最終日)意見開陳
http://kobahiro.jp/yosanh30-9/
◆~もし豊島区がこんな街だったらどうですか~ 豊島区政リサーチ アンケート実施中!
ぜひご協力ください!
「にぎわいの創出」を目指して様々な施策を実施している豊島区。
しかしながら、たとえにぎわいが生まれても、そのことで増えた収入が、しっかりと区民サービスに還元されなければ意味がありません。
そこで、私が思う「こんな行政サービスのある豊島区だったらいいのにな」と思える街を想い描いてみました。
あくまで構想の段階ですが、要望が多かったものについては、住み続けたい街・豊島区を実現していくためにも、また、にぎわいの創出で増えた収入を区民還元するためにも、今後の区議会活動や行政に対する提言としてしっかりと参考にさせていただきますので、ぜひアンケートへのご協力をお願いします。